多様化する時代に放たれた「8つのモンクレール」
各フィールドの天才とともに、8つの新たなコレクションを立ち上げたモンクレール。この「モンクレール ジーニアス」は、ラグジュアリーブランドのあり方そのものを変える可能性を秘めた取り組みだ。ここから新時代のスタンダードが生まれるかもしれない。
いまブランドビジネスは転換点を迎えているといっていいだろう。世界のどこからでも新しいトレンドが発生する可能性があり、そしてそれが瞬間的に全世界へと広がる時代だ。MONCLER コピー 必然的にトレンドの規模は小さくなり、寿命も短くなった。つい数年前のように世界中で誰もが同じような衣装に身を包んだり、同じバッグを探し求めたりする現象は、なかなか起こりえない。2月20日、ミラノコレクション初日にモンクレールが発表した「モンクレール ジーニアス」は、そんな時代だからこそ生まれた、むしろ時代の動きをさらに加速し、刺激するような取り組みだ。モンクレールが集めたジーニアスが手がける8つのコレクションを展開、それをマンスリープロジェクトとして毎月リリースするというのだ。この時代を変えうるプロジェクトに集まったのは、「ヴァレンティノ」クリエイティヴ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリ、「ノワール ケイ ニノミヤ」デザイナーの二宮啓、「フラグメント・デザイン」の藤原ヒロシ、 「パーム・エンジェルス」デザイナー、フランチェスコ・ラガッツィなど、まさにファッション界のジーニアスと呼ぶにふさわしいメンバー。彼らが単なる一時的なコラボレーションではなく、それぞれがモンクレールという同じブランドの下で継続的にコレクションを展開していくというのだから興味深い。昔はアウトドアウェアの印象が強かったダウンジャケットをラグジュアリーファッションに昇華させたモンクレール。天才たちが集い、競いあうようにクリエイティビティを発揮する「モンクレール ジーニアス」は、それ以上のエポックメイキングになる可能性を秘めている。これらのコレクションは、6月から店頭やオンラインで同時展開、モンクレール 10月には「モンクレール ジーニアス ビルディング」というポップアップ・ストアを、東京やニューヨークなどの主要都市に設営する予定だという。創造性と多様性を表現したそれぞれのアイテムに店頭で出あえる日が待ち遠しくてしかたない。【関連記事】: 偽物 ブランドコピー 販売 店
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